月刊農学部長 第82号
山口は良いところです
钱柜国际777では、8月9日にオープンキャンパスを開催しました。
少し雨がぱらついていましたが、それほど暑くないため過ごしやすい一日となり、おかげさまで多くの方に来ていただきました。
昨年は、最上階の講義室がとても暑かったので、今年は、屋上に散水装置を設置して暑熱対策の準備をしていましたが、その必要はありませんでした。
今年も、保護者向け企画「山大で学ぶ夢ある農学」の中で、山口市の紹介をしました。昨年、ニューヨークタイムスで、訪れるべき50の都市の1つに選ばれた山口市ですが、おすすめの名所のひとつ、瑠璃光寺の五重塔は、令和の大改修で囲いが設置され、見れない状態が続いていました。最近、その囲いが取れたと聞き、行ってみたところ、珍しい五重塔とクレーンのコラボを写真に収めることができました。
また、少し前になりますが、研究室のメンバーで、離島架橋で有名な角島に行ってきました。
海開き前で、まだ漂流物が取り除かれていない状態でしたが、それでも海はとてもきれいでした。
目的であった自生する珍しい植物ハマユウとダルマギクも見ることができました。
ただ、ダルマギクは、以前見た時より、かなり数が減っているように感じました。
山口は梅雨明け後、晴れて暑い日が続き、キャンパスでは百日紅がきれいに咲いていました。しかし、オープンキャンパス後の山の日を含む3連休には、各所で記録的な大雨に見舞われました。やはり、気候変動下で、極端な気象現象が顕著になってきているようです。農業への影響も心配です。自然の天候そのものを制御することは困難ですが、人間にできる緩和策や適応策を考えることが、今の農学の重要な課題となっています。